福本の反逆に関する識者の見解+α日本海新聞他のコラム「一刀両断」に、著名な憲法学者である小林節慶応大学教授が「公明党参院議員の反乱 (ウェブ魚拓)」と題する一文を綴っている。 公明党の福本潤一参院議員が離党の意思を表明し、記者会見で公明党は全体主義的であると批判した。今夏の参院議員選挙で公認が得られず引退を余儀なくされたことが不満での行動である。 もういきなり、福本の行動をバッサリである。 彼の行動の本質が、公認を得られなかったことに対する不満に過ぎないと指摘している。 公明党は一九六四年に結成されたが、それ以前に、五六年に創価学会として三人の参院議員を当選させて以来国政に参画してきた。同党は、周知のごとくいわば「創価学会政治部」で、それ自体は法的にも政治的にも何らやましいことではない。日本仏教史上の巨星・日蓮の「立正安国」の思想を党是として、政治権力者たちが正しい考え方で行動してこそ、国家の独立と平和が保たれ国民が幸福に暮らすことができるという観点が同党の背景にある。これは、いわゆる公明党の結党時における綱領にあった「王仏冥合」を平易な表現に改めたものである。 憲法20条に無知な輩は、公明党が実質的に「創価学会政治部」であることをもって、「政教一致」であるとか、政教分離違反だとかいう。 しかし、教授は「それ自体は法的にも政治的にも何らやましいことではない。」とバッサリ。 そりゃ、憲法制定時の国会で、「カトリック党」という政党ができても、何の問題もないと政府答弁があったし。 公明党は、その本質が宗教系政党であるために、その組織的意思決定のプロセスが、一見、上命下達的で、全体主義的に見えることは事実である。しかし、その点は、実は自民党と民主党も同じである。つまり、両党とも、まず、すでに十分に権力者である議員たちの投票や話し合いで選ばれた党首が、自由に幹部人事を行い、その任期中は、党の政策や運動方針の決定について党首の強い指導力が認められている。だからこそ、自民党で安倍「暴走」が許され、民主党で小沢「独裁」が許されている。これは、ちょっと目から鱗な指摘。 確かに、自民党は小泉さんから党首のリーダーシップが強くなっているように見えるし、今の民主党は小沢さん次第。 しかし、それらを指して、全体主義的と評したら、ちょっと乱暴だとなるだろう。 公明党も、私の知る限り、議員や幹部が最前線の支持者の声を聞いたうえで、幹部が協議し政策や運動方針が決められている。そしてその際、ほとんど唯一最大の支援組織である創価学会と協議の機会を持つのは当然で、その影響を受けないと言ったらうそになる、と言うよりも同党が結成された意味がなくなってしまう。これも結社の自由である。この部分は、いわゆる“政教分離には「宗教団体の政治的影響」を排除する趣旨が含まれている”とする少数説を一刀両断にしている。 もちろん、福本の邪論もだけど。 僕は、市議会議員の候補付きとして選挙はずっと一緒だったし、地元にいた頃は身軽だったから、平日の街頭演説会や党の支部会なんかにも顔を出していた。 赤松衆議院議員のパーティなんかにも、連れてってもらい、いろいろなことを見聞もした。 なので、僕の知る限りでも、党員や支持者の声は聞かれてないということはない。 結果として、反映し切れていないか、一見無視されているようなことになっているだけだろう。 それは、公明党の単独政権でないのだから、仕方がないことである。 実は、公明党の議員は自分の実力で選挙などしてはいない。それどころか、立候補自体が本人の意思ではなく、支援組織が候補者を発掘して来る。だから、当選させて、党議員として「使って」みて、その上で、どうも党の方針と支援者の思いに合わない言動をする議員だと分かったら候補者を取り替えてしまえる能力が同党の組織にはある。むしろ、この点は「民主的」ではなかろうか。いろいろな所を見て回っていると、福本は党の方針はともかく、支援者の思いに合わない言動をしている節が少なからずある。 小泉首相の靖国参拝を「ヒトラーの墓参り」と譬えたのは、靖国に自分の親族が祀られていると考える人の心情を逆なでにするものだろう。 公明党の議員であれば、政教分離の観点や、中国等アジアの国々との関係から、その非を論じるべきだろうし。 だから、縁あって候補に推薦され公明党議員になった者が、党や支援者と意見が合わなくなったにもかかわらず再度の公認を期待することにそもそも無理がある。公認するしないは、憲法で保障された結社の自由の一環として党と支援者の選択の自由である。ここまで来たら、福本涙目って感じである。 もし、福本に参議院でやり残したことがあるというのであれば、自分の地元の選挙区で立候補すればいい。 それか、他党に拾ってもらおうと思わずに、自分で政治団体でも立ち上げればいいだろう。 そういや、学会アンチの中には、聖教新聞等で福本への誹謗中傷が行われるということがいわれているけれども、残念ながらそのような記事は未だにないね。
投稿者: 日時: 2007年06月22日 19:42 | パーマリンク |TOPページへ ▲画面上へ
|

コメント (4)
gizmoさんのブログでこちらを知りました。なんか僕の裁判にも来て頂いたことがあるようですね!ありがとうございます。また、お暇でしたらお越し下さい。次は8月27日(月)午後1時30分から4時30分です。今度は証人尋問なんで、見てる分には面白いかもしれません。僕は今から緊張しまくりで、もう逃げ出したい気分なんですけどね。(笑
Posted by: にっし~さん、初めまして | 2007年06月25日 20:02
日時: : 2007年06月25日 20:02
すみません、名前を書くところにタイトルっぽいものを書き込んでしまいました。
にっし~さん、初めまして=渡部 健太 です。
Posted by: 渡部 健太 | 2007年06月25日 20:05
日時: : 2007年06月25日 20:05
>渡部 健太さん
>にっし~さん、初めまして
こちらこそ、はじめまして。
たぶん、エレベーターでご一緒したかと思いますがw
>なんか僕の裁判にも来て頂いたことがあるようですね!ありがとうございます。また、お暇でしたらお越し下さい。次は8月27日(月)午後1時30分から4時30分です。
いえいえ。
好奇心の延長線上みたいなものですし。
所詮、当事者にとっては野次馬でしょうし。
その日であれば、答練とかがなければ行けると思います。
>今度は証人尋問なんで、見てる分には面白いかもしれません。
そうですね。
基本的に民事訴訟の場合、証人尋問以外では、書類のやりとりで終わってしまいますから。
判決言渡しには、当事者が在廷しない方が多いですし。
本人訴訟でやられてるから、あのくらいの時間がかかったんでしょうね。
>僕は今から緊張しまくりで、もう逃げ出したい気分なんですけどね。(笑
まぁ、気休めにしかなりませんが、頑張ってください。
Posted by: にっし~ | 2007年06月26日 12:16
日時: : 2007年06月26日 12:16
エレベーターで、、、思い出しました。背の高い、非常にガタイの良い人がにっし~さんでしたか。。。
Posted by: 渡部 健太 | 2007年06月26日 19:30
日時: : 2007年06月26日 19:30